京都新聞「京de二人」紹介されました!
情報登録日:2007-08-02 00:46:59 (ono)
最終修正日:2007-08-02 19:56:20 (ono)
京都新聞の2007年7月29日(日)朝刊
i-Ten-Laboのスタッフ、小野と水野が、京都新聞の2007年7月29日(日)朝刊に掲載されました。
この記事は、京都で活躍する「二人」にスポットを当てて紹介するものです。
活動を始めたきっかけ、活動の内容、お互いの感想など、活動する人に注目した記事でした。
記者の方は、以前、スイスイスイーツの記事を書いて下さった方です。
記事
京(みやこ)de 二人
“電脳空間”で福祉活動
ボランティアやバリアフリー情報をネットで発信する「アイテンラボ」
小野貴志さん(31)=山科区
水野久美子さん(46)=北区
京都のボランティア情報をインターネットで発信し続ける市民グループ「アイテンラボ」。二人はウェブ空間で、時間と距離を超えた自由な福祉活動を繰り広げる。
京都ボランティア協会のパソコンボランティアが二〇〇二年に独立。高校時代から障害者キャンプなどに参加し、パソコン経験も豊富な代表の小野貴志さんが中心となり、「ボランティアの垣根の高さを取り去りたい。ネットならこの世界を気軽にのぞいてもらえる」と、ボランティアを求める人と興味のある人をつなぐ掲示板の開設や、ホームページ作成の支援などに取り組んできた。
副代表の水野久美子さんも初期からのメンバーだ。子育てが一段落し、何か福祉に貢献出来ないかと考え、夫が始めたパソコンでネット検索していて、小野さんたちの活動を知った。「ほんまに何も知らない主婦だったので、視野が広がり、生活に張りができた」と振り返る。
アイテンラボのサイトには、京都の観光バリアフリー地図など多彩な情報を掲載している。パソコン講習会なども企画する。主婦や会社員など三十−七十代の十二人が活動中だ。定例会議もあるが、メールでの意見交換や、自宅での書き込みなど、ネットを活用した自由な活動が基本だ。「小野さんはリーダーだが一番若く、互いに年齢や立場にこだわらない楽しい雰囲気がある」と水野さん。ネット上のコミュニケーションは時に誤解を生むこともあるが、小野さんは「問題がある時は、直接会って話せば解決できる」と結束は固い。
代表が全体統括やコンテンツ作り、副代表が会計や連絡調整役と、役割は異なるが、小野さんが「おおざっばで詰めの甘い自分をいつもフォローしてくれる」と話せば、水野さんも「ボランティアもパソコンも、一から教えてもらった。気が長く、年下だが大先輩」と感謝する。甘味処(どころ)やケーキ店のバリアフリー情報をボランティアと調査した「スイスイ・スイーツ」は二人が中心になってまとめた力作だ。
「ボランティアをしたくても外出できない人などに活動を知ってもらい、かかわってくれる人をさらに増やしたい」。仮想と現実、両方の世界で二人の思いは広がっていく。
(写真キャプション)「アイテンラボ」の活動について意見交換
する」小野さん(右)と水野さん(京都市下京区のひと・まち交流館)
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