ダウン症
ディクショナリーヘルプ |
単語登録日:2006-02-12 01:16:12 最終修正日:2006-02-12 01:17:01 単語の説明染色体異常によって起こる疾患。1866年イギリスの眼科医 J. L. H. Downが独立した疾患として報告したのがはじまりですが、それ以前にもそのような症状については文献上の記録はある。 出生児のなかではもっとも多い染色体異常で、民族間や社会、経済クラス間には差がなく、最近のわが国の統計では、一般出生頻度は約1000人に1人の割合です。 身体的特徴としては、 頭を上から見ると、縦の長さが標準に比べて短い。 あまり起伏が無い顔だち、鼻、特に目と目の間の部分が低い。 眼が切れ上がっている。 まぶたが深い二重になっている。 耳の上の方が内側に折れ曲がり、丸い形の耳に見える。 首の周りの肉付きがよい。 指が短い。 親指と人さし指のあいだが普通より少し開いている。 小指の間接が1つ足らない。 手のひらに猿線が見られる。 指の文様が弓状である。 筋肉の緊張が低下している。 知的発達が遅れる。 これらは、全てのダウン症児に現われるというものではなく、個人差があり、あまり目立たない場合もあります。 参考資料:京都ダウン症児を育てる親の会ホームページ キーワード情報
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